■2007年4月14、15日に只見町で聞いた話より。
■はるきやま(春木山)。 春の堅雪のときに広葉樹林を伐って、1年間につかうマキ(薪)を準備することを言う。
沢に斜面から雪崩が落ちて、沢をふさぐ。
それによって沢の上を横断することができる。
それを「なでばし」という。
雪が創った架橋である。
はじめて聞いた言葉だった。
春とともになでばしも溶けて危険になると、
尾根から尾根と、山をぐるっとまわって移動しなければならない、、、
■除雪用具のコウシキ。ブナで造る。
春木山に行ったときに、割れる木(ブナ)があるんだ。
それは、コウシキに良いからといって、
一緒に仕事している人たちで割って、持ち帰る。
それを天井に干しておいて、何年後にコウシキに削る。
木の目があって、割れる木は、強い木なんだ。
それを割って削って造れば、重い雪でも折れないコウシキになる。
ヘラのようなコウシキ。スコップだ。
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