会津学研究会のみなさまへ
このたび、当研究会代表の菅家博昭氏を講師に、
以下の内容で計3回の講座を開きます。
定例研究会でなかなかお集まりいただくのが困難な状況ですので、
降雪前に何がしかの勉強会をしたいと設定いたしました。
多忙な菅家氏の日程に合わせての開催ですので、皆様も調整が難しいかもしれませんが、
ぜひご参加くださいますようお待ちしています。
「地域の調べ方講座」
10月13日(火)、15日(木)、19日(月)
時 間:19時より21時
参加費:無料
場 所:福島県三島町宮下「いまここカフェ」(宮下温泉ふるさと荘隣の旧物産館)
主催:会津学研究会 共催:奥会津書房・いまここカフェ
申込/問合せ:0241-52-3580(奥会津書房)
<地域の調べ方の新しい技法の開発>
■自然環境調査、特にワシタカ類の行動圏調査・土地利用調査がしめすもの
■火山噴火→噴出物の分析
砂子原カルデラ、沼沢火山
■地震 → 古文書の調査、活断層の土層調査
会津盆地西縁断層帯、1611年の会津地震・城天主崩壊
■年代見直し。伝播論の見直し → AMS調査、C14の補正、年輪年代法
弥生時代開始の見直し、縄文時代の見直し。
土器付着炭化物の分析化学 →雑穀類の調査
■踏査 → 旧石器時代の原石山地の調査
栃木県高原山の黒曜石
会津西部
■調査項目以外の調査 → 水田漁労の調査・着想・展開
遊び仕事(田でさなかを採った楽しみ)を聞いていく。
■調査以外の主体化
■植物学の進歩 → 土壌微生物の役割、森林の役割の変化
■実より幹(茎) → 米よりも、稲ワラ(藁)。森野からの植物採集(素材加工)と、圃場からの植物幹採集の意味合い。野の草カヤ(茅・すすき)と、藁、アサガラなどの違い。
等など、多面的な分野からの手法を学びます。