2011年5月26日(木)10:35より
福島県立川口高校:奥会津風土体感プログラム(資料)
昭和村大岐 菅家博昭
1.地域(集落・大字、むかしの村)、流域、峠
2.調査(調べ方)
フィールドワーク(野外調査)
聞き書き(聞き取り調査→編集し成文化する)
文献調査
3.「山が、へ(減)るほど、ある(歩)いた」
共生、持続可能性(サスティナビリティ)など無い
4.調査の限界(聞く人の枠)
考え方:全体を見て、言葉にこだわる
言葉→もの、おこない(行為)の表現を支える哲学(考え方)を探る
5.からむし焼き(青苧焼き)→「発音」「過去の作業者の日記」「文献」→作業目的を言い当てる
6.ぜんまいおり(ぜんまい折り)→行為による環境保全と伝承
7.すぎっぱひろい(杉葉拾い)→
8.きのはさらい(木の葉さらい)→落ち葉ではなく、なぜ木の葉なのか?
9.土地の呼び名(地名、俗称)からその地域の人間の行動範囲を探る→記憶を呼び出す
10.自分史とライフワーク、地域誌(集落誌、字誌)と地域文化
11.暮らしを支える基層文化と技術、産業
12.からむしとアサの輪作技法。バンカープランツとしての技術
13.青苧(あおそ・からむし)という鮮度と品質を表現した呼び名
14.かすみ草の世界
15.春木山、薪炭林、里山、コナラの萌芽更新(たてたてぎり)、雪の利用