2011年11月14日月曜日

年報・村落社会研究47

■2011年10月15日、『年報 村落社会研究 第47集 都市資源の<むら>的利用と共同管理』が農山漁村文化協会(農文協)から発刊された。日本村落研究学会企画 池上甲一編。

第45集から年報体裁が変更となり3冊目となる。

愛媛大学の高橋基泰教授が巻末の学会の研究動向「史学・経済史学の研究動向」を書いている。そのなかに興味深い内容があった(218ページ)。

英語圏での電子書籍化の波・デジタル化、、、というなかで、「近年、アマチュア家族史家人口は増え続け、英国をはじめヨーロッパ各国でも公文書館や公立図書館は自らの家系情報を入手するために世界から来訪者が絶えない。とくに家系情報データベースおよび家系図作成ソフトの進展によりウェブ上に家系図クラウドが今現在もその大きさを刻々と増している」