2009年8月3日月曜日

第5号、再校終了、印刷作業へ







■圃場での作業のときは携帯電話は軽トラックの運転席に置く。着信履歴と留守電を作業後に見てみると15時40分に奥会津書房から着信と留守電が入っていた。「再校(2度目の校正作業)が上がってきました」ということであったので、17時10分に仕事を切り上げ、雨と汗に濡れた身体を洗ってから、隣町の宮下の奥会津書房に向かった。父上は高畠の圃場のかすみ草の株草を抜かないと生育に負ける、と言っていて、岩下圃場のネット張りはぬかるんでできないので、明日はその仕事をすることにして大岐を出た。5万字の後出し原稿を差し込んでもらったので、、、、印刷出版が遅れることになってしまったので、校正はすぐに、、、。

■雨。18時20分頃に奥会津書房に着く。20時30分まで校正したものが打ち出されたできあがり想定の紙面の2回目の校正を行った。26本の原稿が本のかたちとなって並んでいて、とても楽しみなできあがりだ。

 そして、『会津学5号』出版特集として、『奥会津書房会報』30号が発行される。発刊記念の会合も以下の通り決定している。

 ※会津学ゼミナール 8月22日(土)15時~17時。三島町宮下ふるさと荘となり(旧・物産館)・いまここカフェ 0241-52-2887

 活動報告:三島町大石田の大わらじ作り(川合正裕)ほか。紙面の合評会など。無料。終了後懇親会があり、なかよしバンドが演奏します。懇親会参加は3000円。申し込みは8月20日まで奥会津書房まで。なお報告者は予定です。

 23時に帰宅し、先の郡山市内でのかすみ草フェアの参加者の報告書を読む。店頭で新しいかすみ草物語が生まれていることが、よくわかる優れた内容であった。和歌山の参加者3名からも参加報告書を大野君から送付され、こちらもたいへん参考になった。

 かすみ草が風雨で倒されないように15cm3目のアミ(網・ネット)を伸展し、そのなかをかすみ草は茎葉を支え成長する。人が人を支える地域社会のように、仕事を通じて社会とかかわるなかで、その商品の売買だけではない価値を生み出す(感じとるための仕掛け)ことを考えながら新しい取り組みを生み出す。それは対面して行うことでまずひとつ作り出せる物があると信じて。

■会津学研究会では、1年に1冊、聞き書きによる出版活動を行い、10年間継続することを目的としていますが、その5年次にあたり、雑誌も5号となりました。これをもとに福島県内各地で読者集会を行う予定で開催地を募集しています。この秋冬から春まで、県内10ヶ所程度で『雑誌:会津学』の5年、、、という内容で遠藤由美子編集長と、代表の菅家博昭がこの5年間の聞き書きの成果と今後の課題について報告するものです。まず研究会会員の生活拠点所在地での開催を目標としています。県内各市での報告会も会場・主催者を検討中です。可能な場合はなかよしバンドの演奏会もセットしたいと思います(マイク無し、音響設備無し)。