■日本列島の各地を、花の仕事で訪ねる。高岡で、冬の仕事(講演)は終了した。帰郷後、上京したときに大型書店でその訪問した地域の2万5千分の1の地図と、地域の歴史の書籍を探す。たとえば東京駅東口にあたる八重洲口側には八重洲ブックセンターがあり、地階の地図、4階の地理図書関係、歴史図書(地方史)と書籍を探す。
1月の大分県・宮崎県(高千穂郷)。吹雪・高速道通行止め。
2月の岩手県一ノ関市室根山(吹雪)、沖縄県本部・湧川(気温27度)
3月の富山県砺波市・高岡市(強風30m)
■通常2ヶ月から1ヶ月前に花の講演依頼があり、その地域についての歴史をまず調べる。その後、その生産物の現況を調べ、輸出入・種苗商・卸・仲卸・小売店等でかかわる人々に聴く。加えて、その産地の商品を扱っている人々にインタビューする。研修会の10日前に講演要旨をテキストファイルで主催者に送付する。写真・スライドのパワーポイント原稿は当日に持って行く。講演前にその生産地の圃場視察をし、核となっている生産者に会う。講演会の夜は懇親会(宴会)がセットされており、生産者の皆さんに暮らす地域の文化・歴史や暮らしのあり方、課題を聴く。翌日は、その夜の会で会った魅力的な人々の暮らす地域を訪ねる、、、、道の駅、直売所、地域の食品スーパー、書店などでその地域の資料を収集する、、、、ということを続けている。訪問したときに経験する気象体験も重要だ。どのようにして、この地域は歴史を超えて未来に希望をつないでいるのか?を農の立場で、いつも考える。それがそこを訪ねた縁にこたえるため。