2012年1月25日水曜日

地域の神仏を調べるときに、、、


 藤田定興『神と仏の信仰』(歴史春秋社、2011年7月24日発行)1200円・歴春ふくしま文庫41
 著者は福島県白河市出身、福島県歴史資料館職員(文化財)を経て現在宮城県蔵王町在住。
■福島県内の事例について本書は具体的に事例を紹介している。中世・近世、、、、人々がどのように暮らしのなかで神仏などを祀ってきたかがわかる。講(こう)として営まれ、あるいは石造物を建てまつる、、、そうした集落内、地域内に残る手がかりから調べはじめることの事典として本書は役立つ。
 庚申待(こうしんまち)、二十三夜の月待、十九夜。
 巡礼として三十三観音(西国、奥州、仙道、会津、岩城、田村、御蔵入三十三観音)
 飯豊山、湯殿山、妙義山(白雲山)、古峯原、東堂山、田島の牛頭天王(祇園祭)、八溝山
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