2010年6月19日土曜日

6月26日、事例報告

「有機農業を基軸とした中山間地活性化-福島県会津地域の事例-」
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中山間地は農業者の高齢化、後継者不足、耕作放棄地増大など多くの課題を抱えています。
福島県会津地方において、有機農業を基軸として活性化を図っている事例から学ぶと共に、今後の方向性について検討します。

日時:2010年6月26日(土)13:00 ~ 27日(日)13:00
場所:福島県耶麻郡猪苗代町(研究会)、喜多方市(現地見学会)

【1日目、6/26 13時~20時】
場所 ヴィライナワシロ(福島県耶麻郡猪苗代町葉山7105、 電話 0242-62-4111)
研究会次第(13時~17時30分)
1.主催者あいさつ
2 基調講演1「農山村活性化のためにどのような視点が必要なのか」 守友裕一 氏(宇都宮大学)
3.基調講演2「中山間地域と有機農業」 高橋巌 氏 (日本大学)
4.実践報告1「都市と農村の交流による集落の活性化を目指して」 浅見彰宏 氏(喜多方市山都町)
5.実践報告2「学校給食における食農教育」 小林芳正 氏(喜多方市熱塩加納町)
6.実践報告3「会津学を通じた地域の再発見」 菅家博昭 氏(昭和村)
7.実践報告4「新規就農支援」 小川光(喜多方市山都町)
8.実践報告5「有機食材との出会いと料理法」 山際博美 氏(ヴィライナワシロ)
9.新規就農研修生等のリレートーク
10.総合討議-中山間地における地域活性化と有機農業-

有機食材を中心とした懇親会(18時~20時)

【2日目、6/27 8時発~13時解散】
現地見学会次第
7:00 朝食開始 
8:00 ヴィライナワシロ発
9:30-12:00 現地見学(喜多方市山都町の上堰 => チャルジョウ農場 => 熱塩加納小学校)
13:00 ヴィライナワシロまたは猪苗代駅で解散

【費用】
研究会(資料代) 1,000円、 懇親会 5,000円、 宿泊費 8,000円
現地見学会(バス代) 2,000円 

【JRでお越しの方へ】
 猪苗代駅に11:19、12:25にお越しの場合には、会場(ヴィライナワシロ)のマイクロバスがお迎えにあがります。
駅から会場まで10分です。これ以外の電車でお越しになる方は、
 0242-62-4111(ヴィライナワシロ)
へ直接連絡をお願いします。駅まで迎えに来てくれます。
【車でお越しの方へ】
磐越自動車道「猪苗代・磐梯高原インター」から10分です。

雑誌・会津学6号

■2010年6月18日(金)午後、宮下の奥会津書房で、会津学6号(今夏発刊)について遠藤編集長と打ち合わせた。「1990年刊の昭和村生活文化研究会(代表菅家博昭)の、からむしを通してみた人間との共生」の故五十嵐初喜さんのインタビュー(聞き書き)を再掲することとした。昨年(2009年4月末)に亡くなり、また1990年の報告書も忘却のなかにあるため、からむしの持つ意味を再度問うこととした。

■15時頃より降雨。奥会津書房のある杉林でアカショウビンが鳴き始めた。

2010年6月9日水曜日

6月10日午後3時、都下・お茶の水女子大

■6月10日(木)午後3~4時30分、「会津学・会津学研究会と暮らしの聞き書き」(菅家博昭)終了後受講者と懇談。東京都文京区大塚・お茶の水女子大・共通講義棟3号館・第一講義室(予定)


■縁あって、都下・お茶の水女子大学のグローバル文化学環・熊谷圭知先生の授業・地域開発論Ⅲのなかで5月20日の熊本県水俣市の地元学(じもとがく)の吉本哲朗さんに次いで、6月10日午後3時より会津学研究会の活動を中心に報告します。

 授業は6月3日に事前学習(課題文献報告と討論)が行われており(『会津学2号』菅家・記憶の森を歩く等)、終了後後日にグループ討論等がおこなわれる。





■インターローカルな関係性の構築、というテーマがあります。

 2008年11月2日、東京神田神保町の古本まつりで、オーガニックスーパー・マザーズ店頭で、花職人Aizuの湯田浩仁・手代木明美・山内庄一郎の3人と、昭和花き研究会の菅家博昭(私)は、それぞれに生産した花を店頭販売しました。→催事報告


 熊谷圭知先生はその日の午後に来場され、名刺交換をして短い時間懇談しました。2010年1月16日、17日に会津に来られ、いちばん雪が多い時期の昭和村を案内しました。


■かつて『大芦の民俗』をまとめた筑波大民俗学研究会、の当時学生のときにお会いした宮内貴久さん(民俗学・分化人類学)は、現在、お茶の水大・人間生活学科・生活文化学講座で教鞭をとられています。職人巻物研究で只見町等にも来られている。聴講されるという連絡がありました。