2015年3月27日金曜日

最終巻の発刊。『会津学 七号』 2015年3月20日

■『会津学 7号』が発刊されました。福島県三島町の奥会津書房刊。
 


■ 『会津学 vol.7』 256ページ、2015年3月15日発行、会津学研究会:奥会津書房編(福島県大沼郡三島町宮下中乙田979)


佐久間庄司 「時の狭間 会津若松市」巻頭グラビア

竹島善一×佐々木長生 「写真を読む 昭和50年代の奥会津」

災害の記憶「新潟福島豪雨災害」(2011年7月末)
鈴木克彦 「只見町の記録」
川口高校3年生「金山町の記録」

小林昭二 「紙芝居で伝える文政4年(1821)の大地震」(金山町沼沢湖を震源、2011年制作・2014年夏川口高校)

渡部サクヨ(渡部和編)「野菜帖 平成24年 85歳~86歳当時」
渡辺紀子「会津物語から見えたもの」(朝日新聞福島県版連載)
田沼隆之「金山町大字山入字山中集落の終焉に立ち会って」
舟木由貴子「昭和村の花嫁行列」

河原田宗興・菅家博昭 「対談:からむしと麻」

佐々木長生 「金山町鮭立の民俗 奥会津の山人・岩渕太門氏(大正4年生)聞書」
長瀬谷百合子 「桶作り 喜多方市 菊地貞吉さん(大正15年生)」
遠藤由美子 「問わず語りメモ 金山町八町 押部明郎さん談(大正13年生)」

菅家博昭 (講演記録、渡辺和テープ起こし)「都市はムラに、村は歴史に学ぶ時代」(2014年8月25日、奥会津大学 柳津ふれあい館)

柳内壽彦 「奥会津の中世」(2014年12月10日 奥会津大学 柳津ふれあい館)

菅家博昭 「地域の調べ方」

菅 敬浩 「上達しない聞き書き」

菅家博昭 「備忘録:草が支えた社会」

遠藤由美子 「終刊によせて」



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■ ■  「会津の文化を問い直す」

会津はすでにして、静かに偉大である。
徳一を見よ。
古代に、この東北の地に仏教を花開かせた徳一は、なぜ会津を選んだのか。
司馬遼太郎に耳を傾けよ。
近世の会津は、数本の指に数えられる文化と教育の藩であった、そう、くりかえし語られたのではなかったか。
会津農書、藤樹学、自由民権運動、美術倶楽部を、この喜多方は生んだのではなかったか。 だから、いまこそ、静かに、会津の文化力を取り戻さねばならない。(赤坂憲雄)

パネリスト:赤坂憲雄氏(福島県立博物館館長)
       五阿弥宏安氏(福島民友新聞社社長)
       五十嵐源市氏(磐梯町町長)
       菅家博昭氏 (会津学研究会代表)
日   時:4月24日(金)18:00~
場   所:大和川酒造北方風土館(喜多方市)
参 加 費:無料
懇親会費:3000円



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■ 4月5日午後、只見町にてシンポジウム 「太陽の女性」たちが語り合う
 只見町から日本と地球を見据えたエネルギー未来 (事前申込が必要) → 会津電力等主催


 星野恵美子 (水土里ネット那須野ヶ原 参事)
 河口真理子 (一般社団法人 社会的責任フォーラム 代表理事)
 石橋あすか (只見町町議会議員)
 井上保子  (非営利株式会社 宝塚すみれ発電 代表取締役)
 遠藤由美子 (会津電力株式会社 監査役)
 佐藤彌右衛門(会津電力株式会社 代表取締役)
 進行役:飯田哲也(認定NPO法人環境エネルギー政策研究所 所長) 

2015年3月9日月曜日

会津学 7号(終刊) 2015年3月末頃発刊へ

■2015年3月9日(月)


 2月に『会津学 7号』のゲラ校正、印刷にまわりました。

 
 10年間の活動で7冊の出版でした。


 3月1日には会津若松市の福島県立博物館の佐々木長生さんの講演会に、会津学研究会のメンバーも集まりました。
 
 奥会津書房の遠藤由美子編集長はじめ、佐々木さん・赤坂憲雄館長と、懇談しました。
 
 
 朝日新聞福島県版に連載した『会津物語』も出版されます。

 
 
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■2014年11月より三島町浅岐地区の集落誌調査(町教委町史編さん委員会)がはじまり、菅家博昭が現地調査を続けています。
 
 2015年3月2日より間方地区での調査もはじまり、鈴木克彦さんの調査もはじまりました。

 その後、大谷地区の調査もはじまります。

 当初の2カ年(本年の秋)で大谷川流域の集落誌の基本調査・概要執筆を終えます。

 近世資料編については角田伊一さんが精力的な翻刻作業をされています。

 
 事務局は教委・川合正裕さんです。