2007年11月15日木曜日

なしのきほや(やどりぎ)


■2007年11月14日午前8時30分、都内の卸売市場・大田花きの商品開発室長宍戸氏、花の生活研究所に銅金所長を訪問し、懇談しました。11月30日に関東圏で放映されるNHKテレビの収録が10時から大田花きで行われ、そのヤドリギを昭和花き研究会から今回、提供しました。担当の三浦彩さんによるとヤドリギは1300種類が世界に存在する、ということでした。宍戸氏はヤドリギ栽培をしてクリスマス前の12月に「ヤドリギ市」をするのが夢だ、と語っていました。

帰宅して、猟師の父に聞くと、ヤドリギには薬効があり、また樹種による寄生種が異なり、利用する鳥類・動物層が異なるのだ、ということです。ヤドリギの実は、多くは小鳥類の厳冬期の餌になるのですが、昭和村ではヤドリギは「ホヤ」と呼びます。形状から穂矢(ほや)、あるいはランプなどを包むガラスをホヤといいますから、ゲル状の実の質感か、なにかを示す表現だと思います。

いちばんよいのは梨の木につくヤドリギ(宿り木)で、「ナシノキホヤ」だ、といいます。この実を煎じて飲むと蓄膿症が治ると大岐の菅家勝四郎氏(故人)は言っていた、と母は言っています。「ナシノキホヤ」がいちばん上等なヤドリギで、ヤマドリが集まるそうです。そして「ナシノキホヤ」を使ったワナには野ウサギがよくかかり、野ウサギの好物だ、とういことです。

そして栗の木に着くヤドリギが次いで上等だ、といいます。「クリノキホヤ」と言います。

ブナやミズナラ、コナラ類にも付き、樹種による寄生種で実の色調も異なります。

宍戸氏によればヤドリギの1節伸びるのに1年かかっている、ということです。

予定として15日~17日も上京します。

■12月9日午前8時から25分間の予定で東北地方のNHK総合テレビ「幸せのカタチ」で菅家が紹介される予定です(10月の取材)。