2012年1月31日火曜日

ススキは野焼きすると株は小型化し密生する


■日経新聞 2012年1月29日 社会人142話 伝えゆく志4 「茅葺き 地域で支える」 8段記事、写真有り。記事最終段を要約。
 岩手県金ヶ崎町のススキ島立て500。戸田忠祐さん(83)。7年前に茅場再生事業がはじまる。茅(かや)は白川郷、五箇山などに出荷する。
 屋根材に適した茅は草丈が約2m、茎の太さが5ミリ。成長しすぎると商品価値が下がる。
 春先にススキ(茅)の地下茎にストレスを与えると、株は小型化し密生する性質がある。
 草地は野焼きなどで人が手を加えないと徐々に衰退し、東北ではやがて、風土に適した落葉広葉樹林に変わる。
 藩政時代、金ヶ崎町周辺の草地には小動物が多く、鷹狩りの場となっていた。「よみがえった茅場が、多様な生物を育む揺りかごになってくれれば」。茅葺き文化の継承は、豊かな生態系を次代に残す試みでもある(編集委員 和歌山章彦)。
■火入れの役割が書かれている。奥会津・昭和村の「からむし焼き」の効果もこのように細くしなやかな茎(シュート)を発芽させているのではないか?