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世界の秘密にふれる
■2009年3月21日(土)午前10時~11時40分。晴れ。雪融けの晴れた日は、ほんとうに春らしい。雪に囲まれた日々がもうすぐ終わる。福島県南西部にある奥会津・三島町で、「こども聞き書き報告会」がはじめて開かれた。60余名が集まった。
只見川電源流域振興協議会の事務局が4月1日から三島町役場に移転する。それまで只見町役場に置かれていた。新会長は三島町長の齋藤茂樹さんに。
今回の報告会も、齋藤茂樹さんが挨拶され、聞き書きに応募され、来場された小学生・中学生・高校生に一人一人に和綴じ製本されたそれぞれの応募作・写真を返却し記念品とともに、出版された本を手渡した。
三島小学校の5年生の酒井康太さんが、「ひいおじいちゃん、そしておじいちゃん」というまとめた聞き書きを朗読した。
赤坂憲雄さんが、この事業の目的や聞き書きの意味について短い話をされた。そのなかで、「聞き書きは、世界の秘密にふれること」ということをわかりやすく語った。おじいちゃんやおばあちゃんがいなければ、今の私たち、君たちはいなかった、、、、
113編の応募作のすべてに2名づつ感想を書いた「鈴木克彦さん、菅敬浩さん、長瀬谷百合子さん、渡部和さん、渡部紀子さん」も、それぞれに感想を参加者に伝えた。
最後に、昭和村・なかよしバンド(佐藤孝雄+菅家博昭)が自作曲4曲を演奏した。「小さな村」「ふるさと5月」「たいせつなもの」「冬来たりなば春遠からじ」「また会う日」(アンコール・ラマ佐藤衆作)
→→→ 佐藤孝雄のブログ
■3月22日の福島民友新聞3面に掲載されました。